本文へ移動

ブログ

棗のうんちく話

2018-09-05
先日お客様とお話しをしている時に、食養生の話で盛り上がりました。
 
朝に白湯を飲んだり、お粥を食べたりと、日頃から食養生に積極的に努められている方で、それだけでも感動してしまうのですが、さらに最近は、血の不足を補うために棗が気になるんです…とのことでした。
 
わたしも、ツイッターではよく「気血を補う食材」の代表で棗を挙げていますが
漢方薬の生薬としても、棗は乾燥した果実を使います(生薬名は大棗(たいそう))。
 
中国最古の薬物書「神農本草経」の上品に記載され、不老長寿の養生薬としても有名で、
それは「毎日3粒の棗を食べたら、一生年を取らない」とまで言われているほど!
 
※神農本草経(しんのうほんぞうきょう)の上品(じょうほん)とは、作用が緩和で、
多量もしくは長期摂っても体に害がなく、記載の365種のうち120種が当てはまります。
 
初夏に目が出ることから「なつめ」と名づけられた由来もあり、
中国では、李(すもも)、杏(あんず)、桃(もも)、栗(くり)とともに五果に含まれます。
 
 
補脾胃・養血安神・薬性緩和により胃腸の消化機能を助け、食欲不振疲れなどを軽減、
血を補うことで、立ちくらみ貧血、月経不順、精神不安による動悸ヒステリーにも働きます。
 
他の生薬の刺激性(副作用)を和らげるため、漢方処方には欠かすことが出来ない存在でもあります。
 
 
成分的には、カリウム、亜鉛、鉄分といった各種ミネラル、葉酸、食物繊維などがバランスよく含まれ、非常に栄養価が高いのも魅力です。
最近では人工的ではなく「自然」の葉酸補給としても注目されています◎
 
 
スープにいれたり、生姜や黒糖とお茶に淹れたり、赤ワインと煮詰めて甘露煮にしても美味しいですが、
乾燥した棗をそのまま食べても甘くって手が止まらなくなります!
 
お菓子代わりに、棗を3粒!なんてのものいいかもしれません。
お腹が膨れて、美容効果も得られるなんて、こんな嬉しいことはないですよ^^
もしまだ食べたことがないという方はぜひ食べてみてはいかがでしょうか?
 
投稿者:古賀梨紗子
 
有限会社糸島薬局
〒819-1116
福岡県糸島市前原中央2-3-33
TEL.092-322-2241
FAX.092-322-2241
TOPへ戻る