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目について

2018-10-11

季節の変わり目に増えてくる「目」のご相談。

 

目は身体の中でも視覚器官としての役割を担っていますが、目が正常で働くためには良質で十分な血液を必要とし、また「目は心の鏡」という諺のとおり心身の状態も反映されます。

 

 

中医学では目に何かしら不調がある場合、

 

血液を貯蔵し、目への血液や栄養分の供給に関わる【肝(かん)肝血の元となる腎精を蓄える【腎(じん)】、精神や思惟活動に関わる【心(しん)状態を重要視します。

 

例えば、睡眠不足、過労による疲労やストレスの蓄積、PCやケータイ画面を見過ぎることで、

肝に蓄えられていた肝血が消耗されると、目に十分な血液、潤い、栄養が届かず、

目の疲れ、眼精疲労※、かすみ目、ドライアイ、視力低下などが起こりやすくなります。

 

また、肝血は筋肉にも十分な血液や栄養の供給にも関わるため、

瞼の痙攣、目のピントが合わない(目のピントを合わせる役目の毛様体筋の働きが十分に行えない)などの症状も出やすくなります。

 

※「目の疲れ」と「眼精疲労」は異なります。目の疲れは休息すれば解消しますが、休息を取っても目の疲れや不調が取れない場合「眼精疲労」が考えられます。

眼精疲労の症状を感じた場合、出来るだけ早めに眼科で検査を受けきちんとした治療を行うようにしてください。白内障や緑内障、加齢黄班変性、糖尿病網膜症などの疾患の可能性もあり、放置すると視力低下だけでなく最悪の場合は失明につながる危険もあります。

 

漢方薬では、生活習慣や体質などによっても異なりますが、

肝や腎を養う「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」「亀鹿仙(きろくせん)」など、血を補う「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」「帰脾湯(きひとう)」、ストレス発散や心身のケアに役立つ「逍遥丸(しょうようがん)」「加味帰脾湯(かみきひとう)などを用います。

あくまで代表例なので、漢方薬を試される場合は店頭や専門の相談員にご相談をされてから飲んでいただくようにお願いいたします。

 

日頃のケアや養生でも、目の不調は防ぐことが出来ます。

良かったら参考にしてみてください!

 

【目の不調を防ぐために】

PCやケータイを見る場合、1時間に1回は目を画面から離す(遠くを眺める、目を閉じて休ませるなど)

 

夜更かしをしない。特に夜間は目を酷使しない(夜間は肝血を消耗しやすくなります)

 

目の周りやまゆ毛に沿って気持ちいいと感じる力でマッサージする(強く押し過ぎない)

 

適度に体を動かす(ストレッチ、ヨガ、ラジオ体操、散歩など)

 

入浴や寝室にアロマを取り入れる

 

頑張りすぎない

 

レバー、法蓮草、人参、胡麻、胡桃、ブルーベリー、レーズン、棗、枸杞子など「目を養う食材」もおすすめ

 

投稿者:古賀梨紗子

 
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