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この時期のくしゃみ、鼻水は「寒暖差アレルギー」かも

2017-09-30
 9月も本日で終わりますが、日中はまだ気温が上がりますね。福岡では本日は最高気温27℃、そして最低気温は18℃ということで、日中はまだ少し暑く、朝夕は肌寒いといった日になります。
 一日の寒暖差が10℃近くあると、身体の対応も難しく、自律神経も乱れやすくなります。近年、「寒暖差アレルギー」といった言葉が有名になってきました。アレルギーというと原因物質であるアレルゲンが存在するように思われますが、寒暖差アレルギーは身体が急激な気温の変化に対応できず、自律神経が乱れることで起こるくしゃみや鼻水といった、アレルギーのような症状のことです。自律神経が乱れると、鼻の毛細血管の収縮・拡張に異常が起きるため、くしゃみや鼻水などの症状が現れるとされています。
 一日の気温差が大きい春や秋は、実際、花粉症の時期でもあるため、通常のアレルギーと区別がつきにくいのですが、寒暖差アレルギーの場合はかゆみなどの目の炎症はなく、鼻水も透明であるとされます。また、寒暖差アレルギーは自律神経の乱れが原因であるため、鼻水やくしゃみだけでなく、頭痛や食欲不振、倦怠感などの症状が現れる場合もあります。
 寒暖差アレルギーを防ぐには、気温差を小さくすること。といっても、自然界の気温を変化させることは実質不可能ですので、予防としては衣類による調節が不可欠です。いつまでも半袖で過ごさず、肌寒くなる朝夕には上着を一枚羽織るようにして、気温差を調節するようにしましょう。寝冷えもこの時期多くなります。寝具も出しておきましょう。夏の薄着から秋冬に向けての衣替えのタイミングです。
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