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冷えに、より注意するべきは睡眠時

2017-11-30
昨日は少し暖かかったですが、今日はまた一気に気温が下がりました。皆さんは自分の平熱を知っていますか?健康的な人の平熱は36.5~37度程度と言われています。人体はこの温度で体内の酵素や血流などが正常な働きをもちます。そのため、人間の免疫機能、免疫力に関わる機能も体温と密接な関係があります。体温が1度下がると各種機能が下がり、エネルギー代謝は15~25%、免疫の働きも35%程度も下がると言われます。一方、人体は夜寝る前に体温が上昇し、睡眠に入ると体温が低下する仕組みになっています。すなわち、睡眠中には起きているときより免疫力が下がると言えます。寒くなってくると、冷えの影響を受けて、体温が必要以上に下がってしまう恐れがあります。すると、免疫の働きも一気に落ちてしまいます。朝起きたときにカゼの症状、咳やだるさで寝覚めが最悪・・・といった経験がある方も多いと思われます。寝ている間に体温が下がりすぎ、免疫力が弱くなってカゼに罹患した、ということになります。睡眠中には外気の冷えを直接受け体温が必要以上に下がってしまわないように、温めておく必要があるわけです。布団は少し多めに、冷えから身を守ること。厳しくなる冷えに対して、睡眠中も防御をしっかりしておきましょう。
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