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七草粥

2018-01-06
1月7日は人日の節句と申しまして、七草粥(ななくさがゆ)は人日の節句の朝に食べる日本の行事食です。
春の七草とはセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。正月の七日に春の七草を摘み、これを神前に供えてから食べればその年は病気にかからない、という考えが中国から日本へ伝わってきて、この七草の行事になったそうです。
春の七草は薬草でもあります。薬草として見るとそれぞれ以下の効果があるとされます。セリは解熱や利尿作用など。ナズナは消炎鎮痛作用や下痢止めなど。ゴギョウは咳止め・去痰や利尿作用など。ハコベラは消炎や利尿作用など。ホトケノザは健胃、食欲増進作用など。スズナは消化促進や解毒など。スズシロは消化促進や咳止め・去痰、利尿作用など。
まとめると、七草粥は消化を助けて胃腸を整え、風邪の症状にも効果(咳止め・去痰・消炎)があります。すなわち、このタイミングで七草粥を食すことで、正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休め、正月の寒さによる風邪の症状に効果のあるレシピだと言えます。
単なる行事食としてではなく、養生食として7日は七草粥をいただいてみてはどうでしょうか。
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