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ブログ

牡蠣と漢方

2018-03-07
さて、今日は当店がある福岡県糸島市について
ちょこっと紹介しながらブログを書こうと思います。
 
福岡県糸島市は糸島半島の中央部および西部と、その南側から南西の福岡県西端部の一帯を市域としており、東側に福岡市、北側と西端部は玄界灘、南部は脊振山地があり・・・(以下、wikipedia参照。)
 
つまり、糸島は福岡市という九州最大都市を横目に、海と山に囲まれた自然豊かな田舎町というのが自慢の町です。
 
ここ最近では、観光や移住される方も増え、15年近く地元を離れていた私にとっては実家に帰省する度に
「また面白そうなお店ができとる!」「前原駅(最寄駅)にたくさん人がおる!」という信じがたい現象を目のあたりにして、嬉しさを噛みしめていました。
 
さて、そんな糸島ですが、毎年11~3月にかけては市内にある各漁港に30軒ほどの牡蠣小屋が立ち並び、牡蠣小屋激戦区と変わります。
福岡県内だけでなく、県外からも牡蠣小屋目指してたくさんの方がいらっしゃって「糸島の冬の味覚といえば牡蠣!!」というほどまでに有名になっています。
 
 
牡蠣はカキ全体を指して牡蠣と書きますが、
漢方では、カキの貝殻を牡蠣(ぼれい)、カキの肉は牡蠣肉(ぼれいにく)と言い、
 
牡蠣(ぼれい)は、中国の最古の薬物書でもある「神農本草経」で「上品薬(365種の薬物のうち無毒で長期服用が可能な養命薬)」に分類され代表的な重鎮安神薬の一つでもあります。不安や興奮を抑えることで動悸、不眠、イライラなどを改善したり、胃酸による胃痛胸やけ、多汗などの症状に用います。
 
牡蠣肉は、体を潤して、血を補う作用があるため、不眠精神不安、貧血などに用い、グリコーゲン、タウリン、必須アミノ酸、各種ミネラルが豊富で栄養価も高いため、別名「海のミルク」と呼ばれることで有名ですね。
 
 
さて、そこまで聞いたら、カキが食べたくなってきたなぁ・・という方もいらっしゃるかと思います^^
 
 
例年通りでいけば、牡蠣小屋が楽しめるのは残すところあとわずかですが、
是非お時間ありましたら、糸島の自慢の海の幸を堪能しに遊びにいらしてください^^
そして、牡蠣小屋を堪能したあとは、海や山、そして沿道に咲く花々(この時期は、梅や菜の花、少し後になれば桜も見ごろを迎えます)、そして温泉などで糸島を楽しんでいただければと思います。
 
もちろん、糸島の玄関口である筑前前原駅から徒歩5分の当店、糸島薬局にもお立ち寄りいただけたら、
めちゃくちゃ喜びます!笑 ぜひお気軽にどうぞ。
 
投稿者:古賀梨紗子
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