【9月7日(月)】台風10号接近による臨時休業のお知らせ
2020-09-05
台風10号の接近に伴い、糸島薬局はお客様とスタッフの安全を第一に考え9月7日(月)を臨時休業とさせていただきます。
急で申し訳ございませんがご理解の程宜しくお願い致します。
対象となる地域の皆様も大きな被害が出ませんように、どうぞご注意ください。

レジ袋有料化のおしらせ
2020-06-30

不安は続きますが
2020-03-21
連休の中日です。とはいえ現状では毎日、新型コロナウイルスの脅威と隣り合わせ。人通りも目に見えて少なくなっているようです。
3月に予定されていた各種研修、勉強会も自粛による中止や延期の連絡が次々に入り、埋まっていたはずのスケジュール帳の予定も消し飛びました。未だ収束の様子はなく、国内外で罹患者も増加している状況ですが、この様子だと4月も各種イベント等中止や延期が続くのでしょう。一部自粛解除はされているようですが、なかなか難しい状況ですし自粛解除後も心配になります。
このような状況ではどうしても家に篭ることが多くなります。もちろん、感染予防には人込みを避けるというのは有効でしょうが、色々制限がかかった状況というのはストレスも溜まりやすくなるのではないでしょうか。
春は肝の季節、もともとストレスの影響を受けやすい季節でもあります。ストレスは過度になれば自律神経のバランスが崩れ自律神経失調症や心身症といった、心理的・身体的症状があらわれるようになります。また持続的なストレスは免疫力も低下させます。
現状、ウイルスへの不安というストレスに皆がさらされています。それに付随した社会情勢へのストレスも徐々に大きく影響を与えてくるような気がします。各種イベント自粛により中止・延期で楽しみがなくなったり、急に予定が空きウダウダと過ごしてしまって、いつの間にか一日が終わっていた…というのも一種のストレスかと思います。当日何かやろうとしても決められない、予定通りにいかないというストレスなんかもあると思います。
外出を控える今だから、やることを決めておいて時間を見つけて進めようとゆるく決めておく。別に“しなければならない”予定ではないのですが、時間が空いたら進めておこう程度に思っておけば、心にも余裕ができ、外出に制限があっても充実した一日が送れるのではと思います。
なので、私も家に居るときの過ごし方の目標を3つ決めておきます。まず読書を進めること。家に居るときはなるべく読書を進めようかと思います。積読も多くなっていたので、ある意味このタイミングしかない。そして、意識してメモをとろうと思っています。前田裕二さん著書の「メモの魔力」という本を読んでから、実行してみたくなったので。色んなことにアンテナを広げる訓練をしようかなということです。読書と合わせても相乗効果が得られるかもしれないと思っています。また、ファスティングに挑戦すること。一日だけの断食でもデトックス効果や内臓を休める効果も期待できます。春はダイエットにも向いている季節ですし、外食が必然的に少なくなるので、ファスティングをやりやすいタイミングになったと思って、何回か繰り返してみようかなと思っています。とりあえず書いておくことで、自分への意識づけだけはしておく。それだけでもやる気が出たり、楽しみが増えた気がするものです。
しばらくはインドアの生活が続くかと思いますが、憂うだけではストレスも溜まっていってしまいますので、色々楽しむ機会に変えることができるかもと捉えてみる。そんなストレス軽減の方法もあるのかなと思います。
投稿者:古賀 巌

春と菜の花
2020-03-10
先日のお休みに天気も良かったので、久しぶりに糸島の海沿いを中心にドライブしました。いつもは電車の中から見ている海や山の景色も、車から見るとまた違って見えます。
途中、福吉にある「福ふくの里」前にある菜の花畑が一面黄色の絨毯になっていたので車を降りてみたのですが、写真はその時に撮ったもの。その場に居合わせた皆さんが、青い空と黄色の菜の花、赤い電車の画に一斉にカメラを撮られていました^^
さて、菜の花は見ても色が鮮やかで元気が出ますが、食べても春には嬉しい食材。
菜の花を食す場合は、若い蕾と茎を頂きますが、花が咲くと味が落ちるため花が咲く前に摘んでしまいます。あの菜の花の独特の苦さがまた何とも美味しいのですが、この「苦味」のある食材、中医学では身体にこもった熱を冷ます(クールダウン)とも言われています。
先週のブログで、春は「肝」の季節とお伝えしましたが、「肝」はストレスに弱いため、春の大きな気温変化や環境の変化によるストレスに影響を受けやすいのが特徴になります。
ストレスが長時間もしくは過剰にかかることで、「肝」が乱れると、イライラ、落ち込み、ほてり、眼精疲労、喉や胸が詰まる、頭痛などが起こりやすくなります。このとき、のぼせやほてり、目の充血、頭痛などの症状が強い時に、「苦味」のある食材がクールダウンをサポートしてくれるのです。菜の花以外にも、菊花、たらの芽、ウド、春菊、ふきのとう、セロリ、らっきょうなどがおすすめです◎
季節の変わり目は心身もついアクセルを踏んでヒートアップしやすいので、上手に苦味の食材も取り入れて、肩の力を抜きながらお過ごしください^^
投稿者:秀島 梨紗子

ストレスに負けない為に
2020-03-03
昨日今日と、気持ちのいいお天気が続いている福岡ですが、明日はまたお天気が崩れる予報も出ています。「三寒四温」「春に三日の晴れなし」とこの時期の天気を表した言葉がある通り、ここしばらくは変わりやすいお天気が続きそうです。
天気や気温変化が大きくなればなるほど、私たちの身体にとって「ストレス」となり、恒常性つまり自律神経やホルモンバランスが乱れることで、精神的・身体的不調も起こりやすくなります。
今年は新型コロナウィルスの脅威もあり、心身ともにストレスを訴える方が多くなっていて、今は特に問題のない方でも、しばらくは体調の変化に特に注意が必要です。
中医学では、春は「肝(かん)」の季節。
肝は「自律神経系」と深い関わりがあるためストレスを受けることで、
イライラ、憂鬱などの精神症状のほか、頭痛、めまい、不眠、疲労感、やる気が出ないなどの症状も現れやすくなります。また、「血(けつ)の貯蔵」にも関わるのですが、この「血」。中医学では、血は全身を滋養する役割だけでなく、精神活動の栄養源にもなると考えます。
肝が乱れれば、血が不足し、精神活動が十分に養われないため、不安感、落ち込みが強くなるなどの精神不安症状に繋がると考えます。
この変化、逆も然り。
不安が強ければ強いほど、気血を消耗するため、肝やほかの内臓が正常に働くことが難しくなるため、ストレスに弱くなったり、免疫力も下がりやすくなります。
連日の新型コロナウィルスのニュースで、蔓延する「不安」「恐怖」。
さらに追い打ちをかけるように、紙類、食品在庫不足に関する情報。デマと分かっていても、人の心理は厄介なもので、目の前に物がなければ、どうにかしてでも手に入れたくなり、手に入れることができなければ、それに対する不安や怒りがまた出てきます。
何度も言いますが、不安や怒りが強ければ強いほど、自身の気血を消耗して、免疫力も下がりやすくなります。
心配、不安で頭がいっぱいになってしまったら、少し「不安」「恐怖」から距離を置いてみてはいかがでしょうか^^テレビやラジオは必要最小限に、好きな音楽や映画の時間、家族や友達と過ごす時間、ぼーとする時間を確保して、少しずつ「今」この時間を楽しむことが、精神的にも身体的にも健やかで元気に過ごすコツのひとつだと思います。
投稿者:秀島 梨紗子
