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春なのにシンドイ。なぜ?

2019-03-21
こんばんは。
 
今日の春分の日は、天気予報で1日雨予報だったにも関わらず、お昼前には晴れ間が広がって気持ちのいい1日になりましたね。当店のある糸島市前原界隈も、今日のような祝日や週末には、観光に遊びにいらっしゃる方も日に日に増えてきました!
 
たしか、去年もこの時期には糸島の本を紹介したかと思うのですが、せっかくなので今年も本の紹介をしたいと思います!
 
昨日発売の「とっても新しい糸島案内 2019-2020」
糸島案内シリーズの第5弾でもあり、私も早速拝見しましたが、前原界隈の情報もたくさん載っていて、見てるだけでもうワクワク楽しくなっちゃいます。是非お手に取ってみて、そして前原へ遊びに来てください!魅力たっぷり、優しさたっぷりの自慢の街です。
 
 
さて、そろそろ今日の本題へ。
 
今日の「春分の日」は、中医学では自然環境の陰陽のバランスが同じになる日と捉え、春分の日以降に徐々に陰が減って陽が増すように徐々に変化して行くと考えます(陽盛陰衰と言います)。
 
陽気が盛んとなり、五臓六腑の「肝」が高ぶり易くなるため、
 
肝の疏泄作用が阻害されやすく、自律神経のコントロールも乱れやすくなります。すると、溜息やイライラなどの精神の不安定、頭痛、めまい、月経不順などの、いわゆる自律神経関連症状が出てやすくなります。
また、肝気が高ぶれば相対的に肝に貯蔵されている血の消耗も激しくなるので、めまいや目の疲れ、眼精痙攣、多夣などの症状も見られることがあります。
 
 
しかも、身体を構成する五臓六腑は単独ではなく、
それぞれに支え合い影響し合って存在するため、「肝」の不調は、
 
「脾」に影響すれば、げっぷや下痢、便秘、腹部膨満感などの症状が、
「心」に影響すれば、不眠、動悸、忘れっぽい、血圧の上昇など、
「肺」に影響すれば、咳や花粉症症状、皮膚トラブルなど、
「腎」に影響すれば、耳鳴、足腰のだるさ、倦怠感など の各症状も出てきやすくなります。
 
毎年春に体調を崩しやすいという方は「肝」の不調が考えられるため特に、
頑張りすぎないよう、体調や胃腸を労わりつつ、「肝」を意識した過ごし方をされることをおすすめします。
ただし、養生も頑張りすぎずほどほどに。まずはできることから!楽しんで続けていただければ嬉しいです。
 
 
春におすすめの過ごし方(肝養生編)】
 
夜更かしは避けて朝時間を楽しむ(朝日を浴びる、趣味活する、朝食を楽しむ)
 
適度に身体を動かす(自分が気持ちいいと感じる程度に。ラジオ体操やストレッチ、だけでも◎)
 
冷たい飲食物、刺激物、嗜好品は控えめに。
 
疲れたら、体を休める(頑張りすぎない。あともうちょっと、がストップのサイン)
 
好きなことに没頭する時間を作る
 
アロマやお香などで「香り」を愉しむ(入浴時、就寝時など)
 
香味野菜(セロリ、三つ葉、春菊、大葉など)、柑橘系、ジャスミン茶などを食事に取り入れる
 
 
そろそろ桜も開花します。
お花見やお出かけの機会も増えると思いますが、まだまだ朝晩は寒くて風邪もひきやすいため、
くれぐれも体を冷やさないように温かくしてお出かけを楽しんでください^^
 
 
投稿者:古賀 梨紗子
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