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ブログ

春と菜の花

2020-03-10

先日のお休みに天気も良かったので、久しぶりに糸島の海沿いを中心にドライブしました。いつもは電車の中から見ている海や山の景色も、車から見るとまた違って見えます。

 

途中、福吉にある「福ふくの里」前にある菜の花畑が一面黄色の絨毯になっていたので車を降りてみたのですが、写真はその時に撮ったもの。その場に居合わせた皆さんが、青い空と黄色の菜の花、赤い電車の画に一斉にカメラを撮られていました^^

 

 

 

さて、菜の花は見ても色が鮮やかで元気が出ますが、食べても春には嬉しい食材。

菜の花を食す場合は、若い蕾と茎を頂きますが、花が咲くと味が落ちるため花が咲く前に摘んでしまいます。あの菜の花の独特の苦さがまた何とも美味しいのですが、この「苦味」のある食材、中医学では身体にこもった熱を冷ます(クールダウン)とも言われています。

 

先週のブログで、春は「肝」の季節とお伝えしましたが、「肝」はストレスに弱いため、春の大きな気温変化や環境の変化によるストレスに影響を受けやすいのが特徴になります。

 

ストレスが長時間もしくは過剰にかかることで、「肝」が乱れると、イライラ、落ち込み、ほてり、眼精疲労、喉や胸が詰まる、頭痛などが起こりやすくなります。このとき、のぼせやほてり、目の充血、頭痛などの症状が強い時に、「苦味」のある食材がクールダウンをサポートしてくれるのです。菜の花以外にも、菊花、たらの芽、ウド、春菊、ふきのとう、セロリ、らっきょうなどがおすすめです◎

 

 

季節の変わり目は心身もついアクセルを踏んでヒートアップしやすいので、上手に苦味の食材も取り入れて、肩の力を抜きながらお過ごしください^^

 

投稿者:秀島 梨紗子

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